こんにちは。

先週、N病院で造影CTを撮った日に
遺伝子検査の問診を受診しました。

現在の私の体の状態が
そんなに悪く無いので、
早急に…と言う感じでは無く、
いずれ検査した方が…と言うくらいの感じで
以前からN先生に勧められていました

理由は、
私が卵巣がんになった時が40歳と
病気になるには年齢が"若かった"からです。

遺伝子検査の内容もどこまで調べるのか
色々有ると思います。
私が申し込んだ検査は
保険診療にかかる検査のみの
"OncoGuide NCC オンコパネルシステム"
です。

まずは院内の支援センターの個室で
臨床検査部の先生と看護師さん、
主治医のN先生にも来て頂いて
問診から始まりました。

この日は問診のみでした。

臨床検査部の先生から
遺伝子=DNAと言う所に始まり、
アンジェリーナジョリーが受けた
遺伝子検査の話から
父方、母方の遺伝子を
対で受け継いでいる事など、
まず、
遺伝子検査について説明を受けました。

私も事前に
家系図を調べておいて下さいと
言われていたので、
この日迄に分かる限り調べて来ました

父方、母方の兄弟、祖父母の病歴や
亡くなった場合は亡くなった年齢と死因。

昨年、81歳で亡くなった私の父の母、
祖母は父が6歳の時に亡くなっており、
詳しい死因や
何歳で亡くなったのか分かりませんでした。

知りうる限りの情報で構わないそうなので
分からない事が有っても大丈夫だそうです。

家系図を見ると婦人科系で無くとも
がんで亡くなったり、
がんになった事が有る人が居るけれど
こうして書き出してみると
脳梗塞、脳溢血、くも膜下出血と
血圧系が多い様な気もします

臨床検査部の先生はポツポツと居る
がんで亡くなったり、
がんになった事が有る人に
注目していました

オンコパネルシステムでは
1~114の対象遺伝子を調べます。
この対象遺伝子でヒットすると言うか
見付けられる確率は20%ほどで、
更に治療に繋がるとなると
10%無いんじゃないかな…?と言う確率です。

何かしら見付かったとしても
更にそこから治療出来るような
薬にたどり着くのが10%も無くて
5%か……??だそうです

それでも主治医は
やる意義は有ると言います。
理由は初めに書いた様に
病気になった年齢が"若いから"です。

私も出来る事はやりたいし、
やれる事はやってみようと思います

そもそもN病院でこの検査が出来るのは
私がこの病院で手術をしていて、
その時に摘出した組織が
臨床検査部の方で保管されているからです。

4年前の組織が保管されている事にも
驚きです

遺伝子検査には
この保管されている組織と
まだしてはいないけど採血と
この日の問診が必要になります。

これらを外部に委託して解析を行います。

N病院で、
このオンコパネル遺伝子検査をする患者は、
今年の4月に新システムになってから
私が第1号だそうです
リムパーザの時も
保険適応になってから第1号だったな‌。

N先生は旧システムで
5人ほど遺伝子検査をした事があるそうです。
それでも5人。
思っているより少ないなと言う印象です。

新システムになってから"初"なので
手探りな部分も有って、
少々時間が
かかるかも知れないと言う事でした。

最後に。

検査に関する意思申出書に
サインをしました。

個人情報は保護されながら
今後の医療に役立てる為に
遺伝子検査結果の情報を
"がんゲノム情報管理センター"
(国内の有りとあらゆるがんのデータが
集まっている所)へ提供する事や、
検査結果が出る前に
もしも私が亡くなる様な事が有った場合、
結果を配偶者に伝える事に同意をして
この日は終わりました。


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